日本企業も多数入居するインキュベーションセンター「PLUG AND PLAY」を訪問
千田氏講演会
受賞者が米国研修 米国カリフォルニア州サンフランシスコのシリコンバレーには、世界的な企業が数多く生まれ、〝起業の聖地〟と呼ばれている。参加者5人は、現地にある岡山大学シリコンバレーオフィスの千田一貴所長のコーディネートで、5企業・団体を視察した。 最初に訪れた「アンカー・ブルーイング・カンパニー」は1896年創業のマイクロブルワリー(地ビールメーカー)で、2016年にサッポロホールディングスが買収。参加者は、取締役経営戦略部の塩見俊介部長から米国におけるビール業界事情や買収の苦労話、課題と成果などについて話を聞いた。その後、醸造所を見学し、ビールを味わえる隣接のオンサイトカフェで、その活用についても紹介を受けた。
アンカー社の塩見部長(左端)の説明を熱心に聞く参加者
プラグ&プレイ・テック・センターを訪問
ワイン醸造メーカーで醸造工程の説明を受ける
シリコンバレーの企業を訪問
起業家のスタートアップ支援組織「プラグ&プレイ・テック・センター」では、チャンスを求めるスタートアップ企業と、多数の日本企業を含むパートナー企業が世界中から集まっており、イノベーションの「熱」を肌で感じとった。
また自動運転の〝目〟となるレーダー技術を開発・製造・販売している「セプトンテクノロジーズ」も訪問。ベンチャー企業が成立するには「資金」「人」「技術革新」の三拍子が必要との助言を受けた。
そのほかシリコンバレー発の電気自動車メーカー「テスラモーターズ」のショールームを見学、在サンフランシスコ総領事館を表敬訪問するなど充実した時間を過ごした。さらにカリフォルニア州のワイン名産地・ナパバレーのワイナリーでワインについてレクチャーを受けたり、ゴールデンゲートブリッジやツインピークスなどを巡ったりしてサンフランシスコの観光地を視察した。
自動運転の〝目〟となるレーダー技術を開発・製造・販売している「セプトンテクノロジーズ」も訪問
在サンフランシスコ総領事館
ゴールデンゲートブリッジ
大賞の受賞者は、シリコンバレー研修でなにを学んで来たのか。
事業にかける思いなど、ひと言コメントをいただいた。
大賞受賞者の声
グランプリ
「果物ロス」を年中保存できる革新的ノウハウで解決
土居 栄太郎さん
米国企業の決断スピードに驚き