岡山イノベーションスクール:スクール生突撃訪問・第6回目
本日は、OIS第1期生【レプタイル株式会社】丸尾 宜史さんのご紹介です。
丸尾さんは、津山市の高校を卒業後、東京の大学へと進学。
大学卒業後は、地元での就職も検討したが『何か自分の可能性を縮めてしまう感覚』があり、東京でアルバイトをしていた企業へ、創業者へのあこがれもあり就職。
地元への強い想いを持ちながらサラリーマン生活を過ごされ、家庭の事情で2009年にUターン。津山で営業などのお仕事を通して、沢山の経営者に会い『いい人材がいない』という経営者と、都会で地元に帰りたいと思いながらも『仕事がない』と悩み働く若者との“ギャップ”に気がつき、何とかしたいと考えたことが起業へ繋がり、2013年レプタイル株式会社を設立されました。
◆レプタイル株式会社:http://www.reptiles.co.jp/
岡山イノベーションスクールの時、丸尾さんの印象は、『ビッグスマイル』
いつも笑顔で、ディスカッションの時は、熱く楽しそうディスカッションされている印象が強く残っています。
津山にあるレプタイル株式会社さんへお伺いすると、いつもの優しい笑顔で迎えてくださいました。
岡山イノベーションスクールに参加されるきっかけをお伺いしたところ、津山市の方から『こんなのがあるよ~』とおすすめされたのがきっかけだったそうです。
岡山イノベーションスクールへ参加した感想をお伺いすると
『とても良かった。地方では「地方の問題解決」を美徳として、その手のことが取り上げられることが多い中、ローカルを越えた、発想のトリガーを外せる時間だった。特に、山田先生と古我先生のW講師授業は、通常で聞けないリアル投資家の方の意見を、短時間だけど対面で言ってもらえる。地方にいると、最先端の投資家とああやって対面で話して、プレゼンさせてもらえる機会はなかなか無い。』
岡山イノベーションスクールでは、講義以外に投資家の方をお迎えし、プレゼンをする時間があります。とても厳しいアドバイスが飛び交い、中には落ち込んだりされる方もいらっしゃいます。
丸尾さんに、その講義も含め『落ち込んだ』際、どのように考えるのかお伺いしました。
『自分はゼロからスタートしている。なので落ち込むときは、会社がダメになったときだと思っている。プレゼン講義の時も、ダメ出しがきた時、チャンスが来たと思った。リアルで活躍されている投資家の方の最新情報を教えてもらえる上、自分が投資する視線でアドバイスをもらえるので、アイデアのヒントがもらえ、一気に近道ができると考えていた。』
落ち込むより、ワクワクを。全て何かのヒントになると考えて動かれている丸尾さんの姿勢を同世代としてとても尊敬しました。
そんな丸尾さん自身の≪My storong points≫『強み』を3つお伺いしたところ、
とても悩んで、下記のようにお答えいただきました。
・素直なこと
・支えてくれる人が集まってくる(チーム作りが得意)
・リスクにとらわれ過ぎず、アグレッシブ
その中でも1番の強み、大切にされていることをお伺いすると『支えてくれる人、チーム作り』と迷わず回答くださいました。
『OISに参加して、青天井を目指す視点が見えたし、新しい仲間も世代、業種問わず増えた。OISを通して考えた新規事業も形になりつつある。それも、レプタイルに集まる仲間や創業メンバーでパートナーの白石との日々のディスカッションがいい刺激になっている。1人じゃないことは大切。そして、いつもクリアな思考を心掛けています。自己肯定感を上げていると、会社の空気も変わります。』
そんな丸尾さんは、岡山イノベーションコンテストのファイナリストでもあります。
コンテストへファイナリストとして参加した感想をお伺いしました。
『あの人数の前でプレゼンさせてもらえる、自分の考えを発表させてもらえる機会がもらえたのはチャンスだと思ったし、光栄だった。何より、新聞にも掲載され認知度が上がった。大学のOB会で先輩経営者の方たちから声をかけてもらえることが増えてビジネスチャンスも増えた。僕たちのようなゼロからスタートした会社にとって、とても有難いことです。』
丸尾さんにモチベーションを維持する秘訣をお伺いしたところ、『維持しようとしていません(笑)』と回答されました。
『人間には上げれば、下げようとし下がれば、上げようとする機能がある。なので下がったと感じたら、2日後には上がるな~と考えるようにしています』
常に自然体で、楽しむこと、ワクワクすることを大切にされている丸尾さん。
2016年には8人だった社員数も、14人に増え、アルバイトの方もいれると20人を越えられ、大阪などからのインターン希望者も増えているそうです。
『岡山県で一番“おもしろい”会社と言われること』が夢だと語られる丸尾さんに、これから起業される方、起業を悩んでいる方へメッセージをいただきました。
『時間は“有限”です。働ける時間にも“限り”があります。“限り”があるなら、その限られた時間で自分がワクワクすること、楽しいことをやった方がいいと思うんです。そして、その楽しい時間を大切な仲間と共有していく→ワクワクが伝染していく→地域が元気になる。そう思ってい信じています。なので、“悩む”前に、動いて一緒に岡山を盛り上げて行きましょう!』
丸尾さん率いるレプタイルの社員さんはいつも穏やかな笑顔で迎えてくださいます。
ゾウガメ社員さんが玄関で迎えてくれ、新社員猫『まめもち』さんがおもてなしをしてくれる。
皆さん、成長せれること、楽しいことにどん欲に楽しみながら進まれ、
『面白い!を考え、カタチにする』のMINDを大切に成長されいてます。
また、岡山イノベーションコンテストで丸尾さんが発表された『子供たちの放課後を変える』の第1歩として、8月19日(日)にさん太ホールにて子供のプログラミングコンテストを開催されます。観覧無料、丸尾さんの講演も開催決定していますので、ぜひご観覧にお越しください!
◆『Okayama Tech Award』観覧申込:http://tinytech.jp/ota/